日本人の好きな桃色トマトの代表

トマトには赤色系、桃色系などの品種があります。
桃太郎は、外側の皮が薄く、トマト特有の臭いが弱い桃色系の品種です。
1980年代に登場しました。
熟してもしっかりした果実で、果肉がくずれにくいので、畑で完熟したものを消費者に届けられるということでメジャーになりました。
桃太郎シリーズで、桃太郎はるか、桃太郎ヨーク、ハウス桃太郎、桃太郎８などいろいろな品種があります。

トマトのふるさと

南米のペルー、エクアドルが原産地です。
16世紀にトマトがヨーロッパに伝わってから、イタリアを中心に品種改良が進みました。
日本には、17世紀入ってきたと推定されていますが、酸味と香りの強い赤色系のトマトだったこともあって、あまり好まれなかったようです。昭和の初めに導入されたアメリカ系の桃色トマトから今の品種が作られました。