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» にんじん

アフガニスタンから西へ東へ

にんじんの原産地はアフガニスタンです
ヨーロッパに伝えられて、オランダで改良されたものが西洋にんじん、中国に伝わったのが東洋にんじんです。
スーパーで一般的なのが西洋系の5寸ニンジンです。お正月料理用に年末に出される京にんじんは東洋系です。
最近は、黄色や紫のにんじんも見かけるようになりました。小型のミニにんじんもあり、色々なお料理の提案もされています。

カロテンたっぷり、にんじんのクセも改良中

カロテンは、体の内でビタミンAに変わります。
カロテンは油に溶けやすい物質なので、炒めものなど、油といっしょに調理すると、カロテンの吸収が促進されます。
また、スティックサラダも人気ですが、お酢(ビネガー)やレモン入りのドレッシングとあわせて食べると、にんじんに含まれるビタミンCを壊す酵素の働きが抑えられるので、オススメです。
直売所で葉付きのにんじんが手に入ったら、ぜひ天ぷら、おひたしにチャレンジしてください。葉は、香りがよく、ビタミンCやカルシウムが豊富です。